一昔前までは
「赤ちゃんに絵本を読んだって聞いていないよ」
「目が良く見えていないのに意味ないよね」
なんて言われていたこともありましたが
今や0歳からの絵本の読み聞かせは
トレンドになりつつありますね。
書店にもたくさんの赤ちゃん絵本が並んでいます。
初めてお母さんになった女性は
「どんな絵本を読んであげたらいいかな?」
と書店で絵本を開かれる方もいらっしゃるかと思います。
でも、ちょっと待って!
実は、よく知らないで買うと
・あかちゃんが全く興味を示さない
・買ったその日に破損した(これが一番イヤ。)
・ママが読む気にならない・・・
というような
残念なことが起こります。
オムツ代に離乳食グッズ、あれやこれやと
とにかくお金がかかる時期だから・・・
無駄な買い物を避けるためにも
ポイントをおさえて、
絵本選びに失敗しないようにしたいものですね。
なお、こちらのブログでは、
出版社等とのつながりはないので
ビジネス的な紹介は一切していません。
一方で、具体的なタイトルを出して
否定することもしませんので
ぜひ1つの判断基準として
この先を読み進めていただけたらと思います☆
買わない方がいい
赤ちゃん絵本の特徴
その1.≪ボードブックのボール紙が弱すぎる。≫
ボードブックの特徴として
・赤ちゃんがページをめくりやすい
・分厚いので破れない
・汚れにも強い
等が挙げられますが、
残念ながら、とても弱弱しいボール紙を使っている絵本が発売されています。
かんたんに見分けることができるので、
お教えしますね。
側面と角を見て、目が詰まっていなくて既に空洞があるものはアウトです。
(↑こちらはOK!目が詰まっています。)
ここからは推測の域ですが
プレスが弱い&紙の質が悪い。
という事なのだと思います。
ここ最近、発売されて
本屋さんで面だしされている絵本でも
このタイプがあるので、購入するときは
よく側面と角を確認してみて下さいね。
その2.≪しかけがひっぱる系・とびだす系≫
子どもは0・1・2歳から絵本に触れていると
想像以上に早く、絵本の扱い方を覚えます。
(わが子を参考にして言うと、
不意に仕掛けを壊してしまったのは3歳頃まででした。)
ですが、つまみがついていて、
引っ張ったことにより絵が起き上がる仕掛けや、
ページを開くと華やかに立体的になる仕掛けについては
要注意です。
一番問題なのは、破損したことにより
もうその絵本を開かなくなること。
(壊れていても、丁寧に補強して、
何度も開く場合は良いと思いますが
壊れたのを直すのって、やっぱり大変ですからね・・・。)
「じゃあ仕掛け絵本ならどんなのがいいの?」
というところですが、
今なら断然、「穴あき系」と「指を使う系」です
(ネーミングセンスがひどい(笑))
穴あき系、と私が読んでいるのは、
ボードブックのページに穴があるものを指していまして
「穴あきしかけ絵本」と呼ばれています。
例えば、名前は「型抜き絵本」となっていますが、
「どうぶついろいろかくれんぼ」
が代表するシリーズは
小さなおててがまるまる
型抜きされている部分に入っちゃうので
赤ちゃんがおもちゃとしても
楽しめる仕掛け絵本ですね♪
(↑0・1・2歳には、ハードカバータイプではなく、
ボードブックCD付のものがおすすめ♪↑)
英語の童謡を歌いながら進められる英語絵本です♪
また、「指を使う系」というのは
なぞったり、操作したりするタイプの仕掛け絵本で、
日本語絵本だと、こんな絵本があります♪
どこの書店でも、
表紙が分かるように置いてあるかと思いますので
ぜひ一度、操作してみて、
その楽しさを実感してみて下さい☆
英語絵本だと、trace(なぞる)タイプで、
くぼみが楽しいのが、こちら↓
ページごとにめくりもついているのですが、
もし破っちゃいそうで心配だったら、
0歳児の頃は大きくなぞる部分だけで楽しんで、
「そろそろ飽きてきたな」と思ったら
めくりを使ってもいいかなと思います♪
急がないで、のんびり、何度も楽しんでください☆
その3.対象年齢が合わない仕掛け絵本
仕掛け絵本は、ギフトでいただくことが
ある方もいらっしゃるかなと思います。
だけど、本当に要注意。
紙が薄いと簡単に破れます。
0・1・2歳は、
指先で細かな加減ができないので
乱暴に扱うわけではなくても、
壊れたり破れたりします。
※投げたりビリビリが楽しい時期は論外です(笑)
そういう時は、新聞紙やちらしをあげて下さい(笑)
このことを十分理解した上で、
触れさせるならいいのですが、
まだ扱いが難しいものを与えてしまい、
それを破損した時には、どうぞお母さんは、がっかりしないで下さいね。
最後に・・・
同じ絵本を何度も読むことで
赤ちゃんは沢山の発見をしています。
どうぞ小さなお子さんには
お時間の許す限り
お気に入りの絵本を沢山読んであげて下さい♪