世界中の子どもたちが参加している、
こんな感じ(クラス名参照)で、
よくクラス紹介に「A1」「B2」等、
レベルの指標が書いてあることがあります。
これは、まだ日本ではあまり知られていない、
CEFR(セファール)という外国語の運用能力の国際標準です。
実はとっても便利な指標になりますので、
紹介しながら、
おうち英語っ子の娘(10歳)の
CEFR診断結果を踏まえて感じた、
おうち英語のスゴさについても語りたいと思います。
CEFR(セファール)とは
CEFR=Common European Framework of Reference for Languages
ブリティッシュカウンシルによると、「言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準である」ということです。
ここまでだと、なんかまだピンときませんよね。(汗)
もうちょっと説明を続けますと、CEFR(セファール)は、外国語の熟達度を同じ基準で判断することで、学びやすく、教えやすくすることを目的に開発されたそうです。
CEFRのレベルは、A1、A2、B1、B2、C1、C2の6段階。
その言語を使って
「具体的に何ができるか」という形で言語力を表す
ので、学習側にも指導側にも、わかりやすいのですよね。
CEFRについては、Outschool日本のブログにも掲載されています。あわせてお読みください。
CEFR診断テストを受けてみて
Outschoolの診断テストでは、レベルによって違うかと思いますが
娘の場合、約20分の中で、下記のようなことを行いました。
<診断テストの内容>
- 2つの単語の読み方と意味
- 英文⑴読み上げ→読解確認
- 英文⑵読み上げ→読解確認
- 英文⑴と⑵に関する質問を受け、それに対して英文を書く。
診断テストというから軽いものだと想像していたけど、しっかりしたマンツーマンのテストでしたので、「お勉強っぽさ」や「試されるようなこと」が苦手な子はやめておいた方がいいと思います。
でも、我が家に関しては、こういった緊張感も良かった。
終わった後は、「あー疲れた!」と言っていたものの、しっかり質問について、自分なりの答えを導き出していたので、頼もしく思いました。
本人は、親に促されて受けたので楽しかったわけではないでしょうが(笑)
それなりの達成感を得ている様子でした。
もちろん、結果が来てからは、もっと達成感を感じたでしょう。
診断テストの結果
本人に許可を得て、差し支えない範囲で診断シートを公開します。
リーディングとスピーキングが、B1 Low、リスニングとライティングが、A2という結果でした。
BRITISH COUNCIL 日本 CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)
から引用すると、下記のようなことができるというレベルのようです。
A2 Level
「ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。」
B1 Level
「仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。」
確かにその通り。
丁度娘ができることのレベルかと思います。
結構正確なんだなと思いました。
ちなみにこのCEFRは、日本人の基準で作られている基準ではないので、一番下のA1でも、英検3級〜準2級レベルとなります。
今年、英語を母国語としない116の国や地域を対象に、民間企業が行った英語力の調査で、日本は92位だったのをご存知でしょうか。
この結果を踏まえると、CEFRでは診断がつかない人も日本にはかなりいるのではないかと思います。
やっぱりおうち英語はスゴイ!
娘の結果を踏まえて言えるのは、
「おうち英語ってすごい!」の一言。
娘は一度も、英語を猛勉強したことがありませんし、
幼児期から英語の歌をたっぷり歌い、絵本を楽しんできただけです。
いわゆる「お受験」の世界のような負担を
本人にかけたことはなく、ただ楽しんでいただけ。
なのに、この英語力です。
(※もちろん小学生に入ってからは、お勉強ちっくな英語の積み重ねもやってきています。)
しかも、我が家の場合、
集中している時にまで英語の音をかけ流すことには反対だったので、
無音の時間も大切にしてきました。
つまり「英語漬け」ではありませんでしたし、インタープリに通わせたこともありません。
もちろん、コツコツ取り組んできましたし、方法には細心の注意を払ってきましたので、
みんながみんな、こうなるということではないかもしれませんが、
だけどやはり、「楽しんで英語に触れてきただけ」でここまできたことに、大きな価値を感じます。
英語力を上げたくて一生懸命勉強してきた私とは、少なくとも大きく違います。
おうち英語は、親から贈る最高のギフト
ありふれた言い方にはなりますが、本人が楽しむだけで、英語に触れながら成長したとしたら、それは子どもにとって「Gift」でしかないでしょう。
英語という言語ツールを操ることができれば、情報をキャッチするスピードはもちろんのこと、文化的な和訳を挟まずに言葉をそのまま理解できるのだから、良いことしかありません。
今、乳幼児のお子さんがいらっしゃる方は、ぜひおうち英語を始めて欲しいし、小学生以上のお子さんがいらっしゃる方も、ちょっとでも早く毎日、何かしら英語に触れるようにされたら、将来英語を本格的に必要としたときの土台が全く違うはずです。
そしてその中に、英語絵本の読み聞かせをぜひ、取り入れていただきたいと思います。
親が英語を話せない中で、ここまで来られたのは、確実に、英語絵本があってのことで、
動画視聴のみや英語の音楽を聴くだけでは到達できなかっただろうと考えています。
もちろん、親も子も違うので、いろんな方法があって然るべきですが、私自身は、絵本を推しています。
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ではまた。
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