Koe to Ehon
絵本で、おうち英語に取り組むあなたの世界を広げる。
講座

日英絵本講座 受講後インタビュー⑦みゆきさん(小5・年少 男の子のママ)

こちらのページでは、当協会が開講している「日英絵本講座」第6期に受講された、みゆきさんの対談形式インタビューを掲載いたします。

日英絵本講座について

動画や音声で、受講者の方々の声を知りたいという方は、受講後インタビューをYoutubeにアップしています。
こちらからご覧ください。

まずはみゆきさんのお子さんについて教えてください。

長男は小学校5年生で、次男は幼稚園の年少さんです。

 2人の男の子のママですね。最初にこえとえほんと出会ったのはいつ頃でしょうか。

私が最初にまさみさんを知ったのが、おうちえいご園のめぐみさんのコミュニティで開催されたイベント、『絵本育児のタブー』ですね。

その時に、まさみさんから、『1万冊の絵本を3歳までに読んだ方がいい』ってよく言われてるけど、子どもが成長して振り返った時、『この1冊が好きだった』と言える方がいいんじゃないか。そういう考え方もいいよね、というお話を聞いて。

ずっと自分の心の中でもやもやしていたのがスッてとれたんです。その時の衝撃で、もう即「まさみさんチェック!」みたいな(笑)

ふふ(笑)ありがとうございます。じゃあちょうど1年ちょっと前くらいのことですね。

その前から、存じ上げてはいたんですけど、正直うちの子たち、「絵本大好き!」というタイプではなかったので、別世界の方と思っていて。

(こえとえほんには)本好きの方が集まるんですよねっていう感覚だったのですよね。でも、お話を聞いて、「ああ!これこれ、ずっと引っかかってたのは。」と。

では、それがきっかけで、日英絵本講座の申し込みをしてくださったということですか?

そうですね。

説明会の後、即決でしたよね。もう申し込むって決めてきてくださってました?

『絵本育児のタブー』の後、まさみさんのインスタライブをいろいろみて、こういう「絵本の違った側面」をお話してくださる、まさみさんのお話はすごく興味深いし、楽しいし ・・・講座を受けたいと思って。

ちなみに、講座を受講する前に、絵本やおうち英語のことで悩んでいたことや困っていたことは何かありますか?

先ほども、ちらっとお話ししたんですけど、特に長男は本あまり好きではないっていうところがあったので、次男の絵本の読み聞かせをすることで、長男にも何かいい影響がないかなっていうふうに思いまして。でも、それは私にできるんだろうかっていう。

なるほど。

あと、仕事もあり忙しいので、講座で学びたい気持ちはあるけど、限られた時間の中で、実践できるのかっていうところもちょっと不安ではあったかな。

そっかそっか。その後、講座を受講する中で、少し心配していた部分に関して、答えが見つかったり、すっきりしたりすることはありましたか?

そうですね。月に1回6ヶ月コースだったこともあり、いい意味で、キツキツではないので、時間や心に余裕を持って課題に取り組んだり、講座で学んだことを取り入れたりできたというのはありました。たぶん「来週までに・・・」とかそういう風になってくると、「どうしよう・・・」「できてない!」みたいなことになりそうでしたし。

そうですね。

次回までが、1ヶ月くらいあるから、 「この時にはやろう」と決めやすかったです。
例えば、わらべうたは、1週目にすごく反応が良かったから、じゃあ2週目にも、同じのでちょっとアレンジしてみようとか。
長いスパンで様子を見ることができたのは良かったかな。こちらの気持ちの余裕がやっぱり違っていました。

また、特に長男は、寝る前に私が次男に読み聞かせているのを聞いている感じで、その時に、昔話みたいに、もう知ってるであろう話も、「え、そうだったんだ!」とか、「自分だったら行かないわ」とか自分の意見を口にするようになりました。

今までだったら、特に自分の意見を言ってくることはなかったんですよね。
多分ちょっと客観的に見ていたからなのか、自分の意見を言ったり、気づいたことを言葉で伝えてくれたり。そんな変化が、結構意外でしたね。

それは何か、みゆきさんが今までの読み方と変えたからですか?なんで上のお子さんは、そのように参加してくれるようになったんですか?

「ちょっと読み聞かせるね」って言って、「最後に聞くからね」っていうのは言ったかも(笑)

なるほど。その声かけ、受講前はやってなかったことってことですか?

はい。

じゃあその声かけによって、自分の意見を言ったり、少し参加してくれるような感じになったりしてきたということなんですね。素晴らしい。
下の子さんはどうですか? 読み聞かせの回数は増えました?

そうですね・・・。回数が増えたというより、セレクトする絵本が変わったかなと思います。例えば、今までは「のりもの」とか、 自分の好きなものの絵本を持ってきて、 正直言って半分は「またこれか」みたいに思っていました(苦笑)
受講後は、「この本を選んでくるんだね」っていう。ちゃんと満遍なく日・英の絵本を選ぶようになりました。

なぜそんな変化が起きたと思いますか?

なんでですかね。

みゆきさんが選んでるわけじゃないんでしょ?

そう、違うんですよ。

なんか他のも楽しくなったのかな?

他の(絵本)も、楽しいってわかったってことですかね。
あと多分・・・今までは正直言うと、「もう時間だしごめんなさい。疲れてるので・・・」っていう感じがあったんですけど(苦笑)この講座を受けて、このかけがえのない、今しかない親子の時間にしっかり向き合っていきたいと思うようになって。

「同じ絵本でも、2回目読むときはまた子どもの感覚が違うよ」とか、 「見てるところが違うよ」っていうのを学んでから、たぶん「毎日同じでもいいや」とか、「何回読んでもいいか」と思うようになって。

あとは、「今日昼間ゆっくりできなかったけど、この時間はとれてるから自分的にはいいか」っていう思いで、そんなにせかしてないのもあるのかもしれないです。

そっか、じゃあそこでちょっと変化が起きていったのかもしれないですよね。でも、疲れてないですか?無理してない?

うんうん、大丈夫です。あとやっぱり本も、ちょっとずつ長いお話も聞けるようになってるなっていう成長も感じますね。

よかったです。ちなみにみゆきさんが、全6回、合計15時間の講座の中で、特に印象に残っている内容は何かありますか?

うーん、わが家的にはやっぱり昔話とか。次男も長男も、私も、結構刺激的っていうか楽しかったなって思いますね。

そっかそっか。でも、もともとみゆきさん、そのジャンルは結構詳しくないですか?

なんかそれもやっぱり自分が読んでるものって偏ってたなっていうのは思いましたね。昔話以外の絵本って、言わばこの1冊だけという感じがあるけど、昔話はそうじゃない。
その中で、小さい時には「わかりやすくて薄めの絵本」がいいかなとか、なんかそういうので来ちゃって、そのままでここまで来ちゃった。

「こちらの出版社の本もあるよ」、「この出版社はこういうところが具体的に描写されてるよ」と話を聞いて、私の普通:当たり前だったところがくつがえった感じです。

あーなるほど!そうなのですね。私の先入観ですけど、みゆきさんは、もともと日本語絵本に関してはかなり詳しいはずなので、そういうところは「うんうん」と頷いていただくのみだと思っていたので、意外でした。

次男への読み聞かせについても、小さい頃だったら多分選ばなかったかなと思うけど、結構過激な内容でも「どんな反応なんだろう」と知りたくなって、次男に読み聞かせたりとか。あとやっぱり長男も話の筋は知ってるけど、「え?!」みたいな。

あー、ちょっと違いますもんね(笑)

そうなんです。やっぱり私と同じように読んできてるから、講座で教えてもらった昔話絵本を読んだときは、「え?すご!」みたいな。ちょっとライトな可愛いタイプので来ちゃってたから、びっくりして、「え?」ってなる。

そこが印象に残ったと言っていただけて嬉しいです。

講座内容は、日本語絵本と英語絵本とおうち英語が主にありますけれども、学んだことをやってみて、ちょっと変化起きたかもって思うこと、何かありますか?

私の気持ちが全体的に変わってるんだろうなっていうふうに思いますね。
小学生になったら分厚い本を読んでほしいとか、乗り物がテーマじゃないものも読んでほしいと思っているんだけど、現実はそうではなくて堂々巡りだったのが、講座を通して、どんな絵本でも親子の関わり方によって全然違うっていうことがわかったんですよね。
それと多分、「間」も全然意識してなくて。

「子どもは絵を見てる」んだよって言われて、それを実際横目で見たら、すごく子どもが目を動かして本を見てるのに気づいて「あ、本当だ」とか。
あとやっぱり、ゆっくり読むことによって、 「ちょっと待って」って言って、2、3ページ戻って「こことこれが、こうなるんでしょ。」 と言ったふうに 頭の中で思い描く。
正直今までは「 はい、読みましょう」「はい、読みました」っていう気持ちが多分出てたから、そこまでの時間が与えられてなかったのかなって思うんですけど、そういう面でも、こっちの気持ちがすごく変わってるんだろうなっていう風には思いますね。

いやー、それは嬉しいです。みゆきさんの心持ちは目に見えない部分かなと思うんですが、さっきお子さんが実際に2、3ページ戻って見ることがあったっておっしゃっているのが、このお話と繋がってってるなという感じがします。そういう目に見えない変化が、一番大事だったりしますしね。

ちなみに、6ヶ月間受けてみて、この日絵本講座、どんな方におすすめでしょうか?

そうですね。絵本が好きな方は、もちろんだけど、生活の中に絵本がある方も、もう一回考え直してほしいなっていう気持ちもあります。それというのも、わが家も結構絵本はあるんですよね。

そうですよね。

絵本があるからこそ、やっぱり自分の考えに固まっちゃっているところもあって。本当に絵本が好きだからこそ、客観的な意見というか、別な視点も学ぶことで、また違う見方というか、視野が広がるんじゃないかなって思いますね。

なるほど、ありがとうございます。絵本好きになりたくて来る方が結構多いんですよね。でも、絵本が元々好きでも、受けてみたら発見があるっていうことは、素直に嬉しいです。
私、どうしても絵本に詳しい方が来られると「この講座内容で満足してもらえるかな」「この内容で足りてるかな」って心配に思っちゃうんですけど、みゆきさんみたいに絵本に詳しい方もそう思ってくださって、本当にありがたいです。

じゃあ最後に、講師の人柄について教えてください。

もう本当に人柄!人柄でこの講座を選んだって感じぐらい。

本当ですか?本人に向かって人柄悪いって言えないからね(笑)

いえいえ(笑)
伝えてくださる言葉が、しっかり入るんですよね。言葉に嘘がないっていうのもあるのかな。繕って言おうとしてるんじゃなく、「実は私、こういうところもあります」っていうのも言ってくれるし。 そこで多分、まさみさんもそういうふうに思うことあるんだなと親近感に繋がりますし。優しい、優しいです。人柄のまんまですね。

本当にありがとうございます。そんなに優しくないんですけどね(笑) 養成講座のメンバーは、厳しいって言ってる人もたくさんいるんですけど(苦笑) よかった、優しくできて。

それから本当に愛がある。
絵本に対しても、受講生さんに対しても。
受講してるのはママだけど、その先にあるお子さんのことまでもすごい親身になっておられて。そういうふうな姿が見られてよかったですね。一緒に受講してる身からしても、一緒に喜べるような雰囲気を作ってくださるので。

本当にありがとうございます。そんなふうに見ていただいているということを、肝に銘じて、これからもやっていこうと思います。ありがとうございました。

その他の受講後インタビュー

動画や音声で、受講者の方々の声を知りたいという方は、受講後インタビューをYoutubeにアップしています。こちらからご覧ください。

引き続き、記事で読みたい方は、こちらからお読みください。

日英絵本講座について
日英絵本講師養成講座について