Koe to Ehon
日英絵本で、親子の世界を広げる。
講座

日英絵本講師養成講座 受講後インタビュー chisatoさん

こちらのページでは、当協会が開講している「日英絵本講師養成講座」第5に受講された、chisatoさんの対談形式インタビューを掲載いたします。

今回は、音声も公開します。
耳で聴きたい方はこちらからどうぞ。

(2025年6月19日収録のインタビュー音声です。↑)

まずはchisatoさんのお子さんについて教えてください。

子どもが6歳、小学校1年生の男の子です。

日英絵本講師養成講座を受けようと思ったきっかけは?

もともとまさみさんのインスタはフォローしていたんですが、きっかけは、多読を始めたことで、ちょうど1年ぐらい経つ頃だったんです。
でもやっぱり絵本を読んでいる中で文字を追ったりだとか、そこに追われてしまって、
内容理解もできていないなって思って。ORC(Oxford Reading Club)も始めたんですけど、 やっぱり読ませてしまう、やらせてしまう感じになっていたのが、自分の中で嫌で。
「今日一冊やらなきゃだよ」「じゃあ今日いけるからいこうか」みたいなとか。

それから、やっぱり積み重ねができていないなっていうのを感じて、すごいもったいないというか、これってどうなのって思った時に、講座案内のストーリーズを見て、なんか気になるなって思って。私自身英語がすごい大好きだから、英語絵本も大好きだったし、そこでうまく内容理解をできるようになったら、それはすごい一石二鳥だなとか楽しめるし、絵本を楽しむことを目標というか、自分の中で思ってて、子どもにもそうあってほしいというか。

でも親としての気持ちは…絵本や本を読んでる子は「賢い」っていうイメージがあったから、 あわよくばな感じなんですけど(笑)その希望と、親の希望と、そしてやっぱり一緒に楽しめるんじゃないかなっていうので、飛び込むことを決めました。

あわよくば、は大事(笑)
では、chisatoさんは、多読を1年くらい取り組んでみて、「 なんかこういうの、違うな」っていう感覚があったっていうことですよね。

ありました。やっぱり子どもが文字に興味がないっていうのもありましたし、そこにいきなりがっと行ってもやっぱりダメだなとか思って。
まずはやっぱり絵本を楽しみたいっていう思い直して、そこからでも遅くないのかなと。 

一般的には、5歳くらいが多読スタートに適切だよ、みたいなことが言われているから、始められたのですよね。
そして、「始めてみたものの…」感じた違和感を、chisatoさんが、ちゃんとよくお子さん見ていらっしゃったから気づけた。そのタイミングで出会ってもらえて本当に嬉しいです。

当協会では、講師になる皆さんも日英絵本講座を受けていただいているんですけれども、 まずは、こちらの講座の中で特に印象に残っている内容はありますか?

本当にすごい楽しい感じでした。
毎回課題もあって、自分を見つめ直すきっかけになったり、模擬で絵本を読んだりっていうのは大変だったんですけど、やるとすごい楽しくて。そこが(講座の)良さだったかなって思ってて。内容もすごい濃いというか、全然知らなかったことばっかりでした。

chisatoさんは、これまで他の場所でも、色々勉強されていましたもんね。

今までは、どちらからというと、読み聞かせの実技:読み方というのを意識して受講を決めていたかなと思うんです。でもそこじゃないのかな、と。絵本の本質などを学んで意識した方がいいのかなって。
気になってた、マザーグースとかわらべうたとか。 なんか知ってはいたけど、ちゃんとやってなかったなっていうところもあって、やってみたら、子どももドハマリで、わらべうたは特に、すごい楽しんでくれてたんですよね。毎日やってやってって。
今でもちょっとワンフレーズ言っただけでも喜んでいます。

よかった。 みなさん「わらべうたって赤ちゃんにやるもの」と思っている方多いんですけど、全然、小学生以降もいけますよね。

全然いけます。特に男の子は(笑)

忙しい中、課題に取り組むのも大変だったかなと思うんですけど、 親子共に楽しんでいただける機会になって本当に良かったです。

続いて、日英絵本講師養成講座の方にお話を移していきたいなと思うんですが、 養成講座で、特にchisatoさんが学びになったなという内容って何かありますか?

もう本当に何から何までって感じなんですけど、 まず「基本」的なことをちゃんと学べたことですかね。オンラインでやる場合の、 立ち振る舞いとか。
やっぱり、「こうだからしっかりしようね」っていうところもピシッと教えていただきました。講座を受け身で受けてるだけじゃなくて、「どういうところを見られているのか」を考えるきっかけになりました。すごい細かいところまで、たとえば 口癖もまさみさんから指摘があって。 あの時「すごい!ああ!!」と思って(笑)もう今まで本当に、口癖になってたんだなって思って(苦笑) 
そうそう。 補足すると、chisatoさん、職業柄「大丈夫ですか?」という言葉を頻繁に言う癖がついちゃってたんですよね。
仕事で、すごく優しく声かけをされているから、それが講師で模擬をやってる時も…連呼されてたことがあって。
こういう口癖って、他人に指摘してもらう機会がないから、自分では気づけないのですよね。

自分では分からなかったことを見つけてくれたというか、 それはすごい助かりました。

ありがとうございます。背景やお洋服、髪型に至るまで、言ってたんでね。細かかったと思いますが、でも、口うるさかった分、今もうchisatoさん完璧なので、お伝えして良かったなと思っています(笑)

さて、養成講座は、講座時間だけで30時間もあって、大変な面もあったかなと思うんですが、 何か苦労した点はありますか?

はい、もう全て大変だったなっていうイメージで。なのに、もうよく飛び込んだなっていう感じなんですけど。
実はシングルマザーで、仕事もがっつりやってるんですけど、 その中でやっぱり時間を取るのが難しくて。終わってみたらすごいあっという間だったなって思うんですけど、期間中は「短いようですごい長い」と感じていたように思います。

最初にまさみさんに、「一度は飲み込んでください」と言われました。いろんなアドバイスを含め、言ったことは一度(自身の中に)入れてくださいってことに対して… まさみさん厳しいって思ったんですけど。それ
でも、一回グッて飲み込んでみようと思って。
今までだったら「もうダメだ」って思ってたし、実際、育児と仕事との両立は苦しかったんですけど、 でもなんか一つ飲み込むことでやっぱり変わるのかなと思って。
ここで「自分は変われる」みたいな感じのきっかけが作れたというか、 ちょっとやってみようと思って。

やってグダグダだったけど、それでもまさみさんはしっかりフィードバックもしてくれるし、 同期の方もいっぱい後押ししてくれるし、こんな私でも受け入れてくれて、 自分を理解してくれたっていうのがすごい嬉しくて、 やり切れたなっていうのがありますね。

シングルマザーでこの講座を受けようと思うと、 スケジュールもタイトだし、きついだろうなと、私も受講を決めていただいたときから思ってはいたんです。
お仕事をフルタイムでやって、ご自身の稼ぎで子育てもして仕事もしてっていう中で、大変だろうなと思っていましたが…それでも、最後まで走り切られました。
もちろん、ご自身でやりきれなかったと思う部分があったことも、伺ってはいます。だけど、同期のお二人は本当に、chisatoさんのことを、すごく尊敬されてたし、「いつかchisatoさんが開く英語カフェに行きたい」と、受講後の感想でも寄せてくれていたんですよ。
それくらいやっぱりchisatoさんの明るさとか頑張りっていうのは、周りの人に、 私も頑張ろうって思わせてくれるような力がありました。

この受講後インタビューを読んでくださっている方にも、chisatoさんの奮闘を知ってほしいなと思って、あえて「苦労した点ありますか」と聞かせていただきました。

ちなみにchisatoさん、他のシングルマザーの方がもしこの講座を検討していた場合、おすすめできそうですか?正直にお願いします。

どうですかね。やりたいって思ったら、やったほうがいいって感じです。
「やりたいな」って。「変わりたいな」とか。 自分の気持ちってことですかね。
ここで自分の自信につながるって思うんだったら、やったほうがいいと思います
私はやっぱり、こうやって絵本を学んでよかったなってめっちゃ思いますし、ここかもって。

私はずっと英語をやっていきたいと思っているので、自分の中には、特に「英語の目標」っていうのがないんですね。子どもに対しても、「英検何級取って」とか、「いい大学行って」みたいなものはないですが、英語のある生活
が日常になって、ずっと楽しんでいたいなっていうのはあって。

これから、困ってるとか、始めたいなって言ってる人たちを後押ししたいなとは思いますね。

ありがとうございます。 chisatoさんだからできる後押しがあるなって、今聞いていて、改めて思いました。

それでは、ちょっと聞くのも照れくさいですが、講師のいいところを教えてください。

めっちゃ元気。それからもともと思ってたんですけど、すごい聞きやすいんですよ。お話されてるのが聞きやすくて、さらにお話してたら楽しいですし。

あと、飴とムチが上手です(笑)それはめっちゃ思いました、本当に。厳しいって言ってるでしょ。それもありきだなってめっちゃ思いました、本当に。

私、養成講座を受けた方には、絶対に「活動できる状態」になってほしくて。

だから「楽しくやれればいいや」と思っていないところが、特にchisatoさんが苦しかったときには、ムチになったもあったと思うんですけど…。

それでも今があってよかった。chisatoさんは、今も前向きに英語を学んでらっしゃるから、この講座が、知識のボリュームアップみたいなものになれていたら、本当に嬉しいです。 ありがとうございます。

レスポンスが速いのもめちゃめちゃ嬉しいです。

あ、レスポンス?

本当にめちゃめちゃ速くて、「絵本でこういうことで躓いてます」とか、「子どもがこうなんで」とか言ってたときに、ピュッてもう返事が来て、「え、また来てる」と思って。 あの速さは真似したいです。ああいう講師になりたい、本当に。

本当に安心するんですよね。 受講者からすると。「あ、よかった、じゃあこれで間違ってなかったんだ」とか、誰にも相談できないっていう場面で相談や愚痴を書いても、本当にピュッピュッって感じですね。

ちょっと待って(笑)それね、私今回、ちょっとでも早く返信しようと頑張ってたんです。ちょっと遅いときもあるから、これ読んでいる方は、レスポンスの速さで受講決めないでほしい(苦笑)それで受講決められたらちょっと遅いときもあるかもしれないから。でも嬉しい。これから「いつでもレスポンス速いまさみ」を心がけようと思いました。

ではchisatoさん、最後に、今後はこんなふうに活動していきたいなど、ビジョンはありますか?

私だから、一緒に学んでみたいなって思ってくれる方がいたら、全力でサポートして寄り添っていきたいなって思っていて。

やっぱり自分も子育てしてる身ですし、一緒に成長できるような感じで進めていけたらなとは思ってます。「楽しく」と、ちょっとおふざけもありながら、楽しい講師を目指していけたらなと思ってます。

chisatoさんのそばにいると、自然と笑顔になれるはず。前向きに頑張りたい方、ぜひchisatoさんのそばに来て、応援・交流してほしいなと思います。

今日はありがとうございました。これからの活躍を期待しています。

ありがとうございました

その他の受講後インタビュー

動画や音声で、受講者の方々の声を知りたいという方は、受講後インタビューをYoutubeにアップしています。こちらからご覧ください。

引き続き、記事で読みたい方は、こちらからお読みください。

日英絵本講座について
日英絵本講師養成講座について