Masami
	
日英絵本ソムリエのかわのまさみです。
	

今日は誤解が生まれやすい「英語育児」という言葉について解説します。

おうち英語についての情報を調べ始めると、

よく「英語育児」という言葉を目にするようになり、

「英語育児っておうち英語と何が違うんだろう？」

「英語で育児する人のことかな」

等と考えた経験はありませんか。

実はこの言葉、一見シンプルで分かりやすいように思えますが、

誤解を招きやすい言葉なんじゃないかなと考えています。

具体的には、「英語育児」＝「英語”で”育児をする」と考え方と、「英語”のある”育児をする」という考え方の2つがあります。

ぱっと読んだだけでは同じように感じるかもしれませんが、

実際には、そのアプローチや目的がかなり異なります。

そこで今日は、おうち英語歴8年、

今まで300組以上の親子のおうち英語の相談にのってきた日英絵本ソムリエが、

この言葉について解説した上で、英語育児のはじめかたを簡単にご紹介できたらと思います。

どうぞ最後までお付き合いください。

英語“で”育児とは？

子育ての基本的なコミュニケーションを、英語で行うスタイルです。

親子の会話や日常生活での声かけを積極的英語で行い、

家庭の中に英語を中心にした環境を作ります。

ママの英語力に左右される方法なので、

どのくらい英語で声かけを行うかは、人によりけりではありますが、

英語が「子育ての際の言語」となるイメージですね。

言語そのものが親子の生活の軸に組み込まれているため、子どもは自然と英語に触れる時間が増えていきます。

ママの英語力に左右されると先述しましたが、

本当は意外と気軽なもので、完璧な英語である必要は全くなく、親子で一緒に英語を習得できるのが、一つの魅力かもしれません。

ご自身も英語を学びたい方には、選択肢の一つとなり得るでしょう。

英語“のある”育児とは？

一方で、英語”のある”育児は、日本語を基本にしながら、英語の要素を取り入れる育児です。

例えば、英語の絵本を読み聞かせたり、英語の歌を流したり、時々簡単な英語フレーズで話しかけるといったアプローチです。

たとえば、

簡単で読みやすい！初めての英語絵本（０歳・１歳・２歳・３歳）10選

で紹介しているような英語絵本を親子で楽しんだり、

「Twinkle, Twinkle, Little Star」等、英語圏の歌を一緒に歌ったりすることが挙げられます。

親の英語力は関係なく、日常の中で無理なく英語に触れられるので、英語に苦手意識がある方でも始めやすいのが特徴です。

あなたは、どちらの英語育児がやりたい？

おうち英語の情報を調べ始めたばかりの方には、まず「自分はどちらの英語育児に取り組みたいのか」を考えることをおすすめします。

そうすることで、情報収集がぐっと効率的になります。

たとえば、英語“で”育児をしたい方は、英語での声かけフレーズをYoutubeやインスタグラムで探したり、日常会話の例が載った本やブログが役立つでしょう。

そして一方で、英語”のある”育児をしたい方は、おすすめの英語絵本や歌、簡単なアクティビティの情報が参考になるかもしれません。

最後に

どちらのスタイルにも良い点がありますし、無理なく続けられることが何よりも大切です。

途中でスタイルを変えるのももちろんOKです。

お子さんとの時間を大切にしながら、ご自身に合った英語育児を見つけてくださいね。

 

ちなみに私自身も、「英語のある育児」の実践者です。

 

当協会の認定講座では、英語絵本と日本語絵本の読み聞かせの力で言葉を育み、

日英両言語で本が楽しめる大人になれるおうち英語の方法を講座でお伝えしています。

詳しくは下記をご覧ください。