Koe to Ehon
2つの言語で、世界を広げる
マザーグース

Mother GooseをYoutubeで再生する前に知っておきたいこと

今日は、英語の歌

(マザーグース/ナーサリーライムス)を

YouTubeで再生するときに

予め知っておくと良い、

大切なことを

皆様にシェアします。

それはこちら。

歌詞がオリジナルではない

歌がたくさんあること!

「え?そうなの?」と思った方のために

ここからは具体的に、

お伝えしていきます。

例えば、乳幼児向けの英語の歌がたっぷり聞ける

Super Simple Songs – Kids Songs

うちも娘が幼児の頃、

本当に、大変お世話になりました🌟

こちらを例にあげると、

その名の通り、小さい子でも

シンプルに歌えることを目的としているので

難しい言葉はすべて言い換えてあり

できるだけ繰り返しになるよう構成されています。

1曲例に挙げると、

日本でも有名な「メリーさんのひつじ」

Super Simple Songs バージョンの

“Mary Had A Little Lamb”

の歌詞を一部抜粋するとこうなります。

“Mary had a little lamb, little lamb, little lamb.

Mary had a little lamb whose fleece was white as snow.

Mary had a little lamb, and a big giraffe?

Mary had a big giraffe, big giraffe, big giraffe.

Mary had a big giraffe whose neck was very long.”

こちら2番までの歌詞なのですが、

giraffe(きりん)が出てきているのを

あなたはお気づきでしょうか?

この後まだまだいろいろな動物が登場して

とっても楽しい曲に仕上がっています♬

子ども達もノリノリで観て(聴いて)くれるでしょう♬

ですが・・・

オリジナルのMother Gooseでは、

ずっとMaryの飼っているひつじの話が

歌詞になっているので、

きりんは登場しません🌟


↓オリジナルはこんな歌詞です

①Mary had a little lamb,

whose fleece was white as snow.

②And everywhere that Mary went,

the lamb was sure to go.

③It followed her to school one day

which was against the rules.

⓸It made the children laugh and play,

to see a lamb at school. (まだ続く・・・)

①では、「Maryの飼っている子どもの羊の毛は

雪のように白い」と歌い、

②では、「Maryの行くところなら

どこでもついてくるんだよ」と歌い、

③では、「ある日、学校までついてきちゃったんだ、

ルール違反になっちゃうのに」と歌い、

⓸では、「子ども達はそれを見て笑って

一緒に遊んだよ」と歌っています。

 

いかがですか?

結構違うでしょ?

ただ、この違いは、

悪いことでもなんでもないのです!

ママも簡単な方が、

歌いやすくて有難いですしね💛

 

だけど、「オリジナルとは違う」ということを知らないまま

アメリカやイギリス出身の方の前で

これを披露すると、

「あれ?なんか違うね?」となります(笑)

 

だから、「オリジナルではないかも」と

思っておくことが大切なのです。

 

ちなみに、原曲を知りたいと思った時

どうすればいいかというと、

とってもかんたん!

検索するときに

「original lyrics」又は「original」

付け加えるだけ!

それでも違うバージョンが出てくることがありますが、

よく見るとわかるので、やってみてね♪