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おうち英語っ子の英語多読で必須の知識!リーディングレベルの指標「AR」と「Lexile」を簡単に解説!

Masami
Masami
「日英両言語の絵本で世界を広げる」をテーマに、日本語絵本×英語絵本×おうち英語について発信をしています、日英絵本ソムリエのかわのまさみです。今日は、おうち英語家庭には必須の知識、リーディングレベルの指標についてご紹介します。

子どもが英語の多読絵本や児童書を読み始めた時に、本選びで意外と難しいのが、

「その本がどれくらいのレベルなのか」「わが子が今、どのくらいなら楽しく読めるのか」を見極めることかと思います。
私も数々の失敗をしてきました。

ある程度わかっていたとはいえ、勇み足で購入して、3〜4年寝かした本もザラにあります(笑)

ですが、できればやはり、本人の好みに合わせつつ「その時ちょうど」のレベルを選んで、用意してあげられる方がいいですよね。

ということで本日は、英語のリーディングレベルの指標となる、
「AR」と「Lexile」についてご紹介します。

それぞれの特徴や違い、どのように使うかを、分かりやすくまとめましたので、ぜひお読みください。

これを知っておくと、子どもにピッタリな本を選ぶことができるかも。

「AR(Accelerated Reader)」について

できるだけ、わかりやすく説明していきますが、

専門用語が少しだけ続くので、ちょっと集中してくださいね。

ARとは

AR (Accelerated Reader) を無理やりカタカナに当てはめると、「アクセラレーティッドリーダー」です。

主にアメリカの学校で使われている読書プログラム(ツール)となります。

本の内容を素早く正確に把握して、読解力向上のために活用することを目的としています。

Masami
Masami
英語は、日本語のひらがなのように、ひとつの文字にひとつの音ではないので読むのが難しく、英語圏では子どもが読むレベルにバラつきがあるので、子どもたちをみてくれる先生にとっても、必須のツールですね。

ARの特徴

  • 本の文章の文法、長さ、使われている単語の難しさなどをもとに決められる。
  • 例えば、AR 4.0 は「アメリカの小学4年生レベル」を意味する。
  • 本のランキングや語数も一緒に記録されているので、検索するときに便利。

ARレベルの例

本のARレベルを調べたいときは、AR BookFinder を使うと便利です。

「Lexile Measure (レクサイル指数)」について

Lexileとは

Lexile Measure (レクサイル指数)とは、本の文章がどれくらい読みやすいかを表す指標で、「400L」とか「550L」というように「数字+L」で表記します。

書店の英語多読本のコーナーで、見たことがある方もいらっしゃるかな?

Lexileの特徴

  • 文の構造や使われている語彙の難しさをもとに計算。
  • 日本の大人英語学習者で、英語多読をしている方々の間でもよく使われる。
  • 世界中の学校や図書館でよく使われている基準。

Lexileレベルの例

Lexile値を調べたいときは、Lexile公式サイト が役立ちます。

「AR」と「Lexile」の違いと関係性

ARとLexileは、どちらも本の難しさを測るものですが、注目しているポイントが違います。

AR BL (ブックレベル) Lexile Measure (レクサイル値)
4.0 600L
4.5 650L
5.0 700L

実際、同じ本でもARとLexileで示される値が完全に一致しないことも。

違いとして、ARは、読者の年齢やテーマも考慮している(知的年齢や興味を加味している)のに対し、Lexileは文章の難易度に重きをおいています。

子どもに合った本を選ぶ、3つのコツ

ここでは今回紹介した2つのリーディング指標を使った、子どもにあった本を選ぶコツを、3つお伝えします。
  1. ARレベルやLexile指数をチェック!
    今回紹介した、ウェブサイトを活用して、本の難しさを事前に確認しましょう。
  2. 実際に「試し読み」などを活用して読んでみる
    数字だけでは分からない部分もあるので、子どもが興味を持てそうかどうか、アマゾンのkindle「試し読み」機能などを使って、難易度や内容をチェックしてみてください。
  3. 子どもの興味を優先する
    難しすぎないけど楽しく読める内容を選ぶのがポイントです。
    注意!簡単でも興味のない本はかなりハードルが上がります。興味を広げるのは、読めるようになった後です!気をつけてね。

以上の点を押さえつつ、子どもにピッタリの本を探しましょう。

子どものリーディングをみてあげられないと思ったら・・・

  • 子どもの英語力が自分の英語力を超えてきた。
  • 仕事に復職し、忙しくなった。
  • 元々英語が得意でない。

等、さまざまな理由で、子どものリーディングをお家で見るのが難しくなってくる場合もあるかと思います。

私も正直、今ギリギリアウトな状態です(アウトなんかい!苦笑)

そのため、わが家では約2年前から、継続的にアメリカのオンラインスクールOUTSCHOOLでリーディングクラスを受講しています。

世界中の子どもたちと一緒に

英語で学ぶ オンラインスクール
「Outschool」

183カ国、100万人の子どもたちが英語で学んでいるプラットフォームで、14万以上のクラスが開講されているそうです。


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リーディングクラスでは英語でも先生の言っていることが理解ができる必要がありますが、

日本にいながら世界中に住んでいる年の近い子と学べるので、

本を読むのも家で1人で読むよりぐんと楽しくなるはず!

ちなみに2年前はこんな感じです。

Let’s Read Together: Owl Diaries Book Club – Short Word, Multisyllabic and Story Decoding

まだまだ無邪気。かわいい。

最近はノンフィクションを読んでいるから、ちょっと雰囲気違います。↓

Non-Fiction Elementary Book Club – (Ages 7-10) Lexile 600-800 / ESL Students Welcome
今週読んでいるのはこちら。

比べていただくと、成長と共に、リーディング力が上がっているのも、なんとなく感じていただけるのではないでしょうか

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現在、Outschoolアンバサダーを務めています。

今年は特に、単発も継続も、リアルタイムも動画クラスも、本当に色々なクラスを受講しました。

アンバサダーだからおすすめしているわけではなく、こんなに英語で興味を深める場所って、他にないんじゃないかなと思っています。

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ではまた。

【いずれはOutschoolを受講したいけど、お子さんがまだ小さい方へ】

Outschoolのような多種多様な人たちが集う場所で
いつかは英語でさまざまなことを学んでほしい、と考えるパパママへおすすめしたいのが「軸となるおうち英語の方針をつくること」。

おうち英語のアプローチは今、高額英語教材の他、プリスクールやアフタースクールと進める方法等、実に多様化が進んでいます。

ですが私はいつの時代も、アナログな方法ではありますが、母の声で、脳と心に栄養を与え、日本語も英語も伸ばすことが最高の方法だと考えています。

もしも「英語絵本を軸におうち英語に取り組みたい」と思っていらっしゃるなら

絵本の本質をお伝えすることで、お手伝いできるかと思います。

詳しくはこちらをご確認ください。→日英絵本講座について
講師の養成も行っています。→日英絵本講師養成講座について